「孤独」の読書術 ~君が1年後、急成長する25の本の読み方~里中李生(リショウ)
読書ネコです。
読書のアウトプット
「「孤独」の読書術 ~君が1年後、急成長する25の本の読み方」
里中李生(リショウ)
について
この本の中では、孤高な作家・里中氏がお勧めの本を25冊紹介している。
読書術、というスキルとは少しニュアンスが異なる。
それぞれの本で何を学びとるのか、という点が着眼点だと思った。
紹介されているのは、以下の25冊。
- ツァラトゥストラはこう言った@ニーチェ (岩波文庫 青)
- 真説・長州力 1951-2018@田崎健太 (集英社文庫)
- 社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ@清水健一郎 (彩図社文庫)
- 竜馬がゆく 全8巻@司馬遼太郎 (文春文庫)
- 金持ちになる男、貧乏になる男@スティーブ・シーボルト
- 修養 (角川ソフィア文庫)@新渡戸稲造
- 青が散る@宮本輝
- 愛する言葉@岡本太郎・岡本敏子
- 雪国 (新潮文庫)@川端康成
- 乳房 (講談社文庫)@伊集院静
- ブラック・ジャック 漫画文庫 全17巻完結(文庫版) @手塚治虫
- パリ・世紀末パノラマ館―エッフェル塔からチョコレートまで (中公文庫)@鹿島茂
- ゲーテとの対話(完全版)@エッカーマン
- ヒトラーとナチ・ドイツ (講談社現代新書)@石田勇治
- 日本怪死人列伝 (扶桑社文庫)@安部譲二
- あなたの中の異常心理 (幻冬舎新書)@岡田尊司
- ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)
- 聖の青春 (角川文庫)@大崎善生
- 道をひらく@松下幸之助
- 清貧の思想 (文春文庫)@中野孝次
- 快楽主義の哲学 (文春文庫)@澁澤龍彦
- 137億年の物語―宇宙が始まってから今日までの全歴史@クリストファー・ロイド
- そして誰もいなくなった (クリスティー文庫)@アガサ・クリスティ
- 中原中也全詩集 (角川ソフィア文庫)@中原中也
- 鳥の不思議な生活@ノア・ストリッカー
里中氏の作品は数冊読ませていただいている。
切れ味鋭く、男女感や男論を痛快に語っている印象だったが、
2016年にがんを患ったようだ。
少し筆に優しさというか、許容?感が出ていて、これもまた、
知らなかった里中氏の一面かとおもい、嬉しくなっている。
彼の作品は本当に表現がキレイで、うっとりする描写なので、
女性にもてるのもよくわかる。
紹介されている本の中で呼んだことがあるのは、
恥ずかしながら「雪国」と「そして誰もいなくなった」だけだった。
数冊読んでみようと思う。
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